海外生活メリット・デメリット
海外生活のメリット
新しい価値観を得ることができる
自分を変えたい、リフレッシュしたいと思うなら、まず自分の居場所を変えることがとても効果的です。
居心地の良い日本であっても、家族や仲の良い友達が日本にいるからこそ感じるプレッシャーはありませんか?
結婚、出産、出世・・・。自分では意識していなくても、他人と比べていませんか?
海外に出てしまえば、自分は「外国人」
煩わしい人間関係、無意味なマウンティングからも解放され、見栄をはる必要も、卑屈になることもなく、ありのままでいられます。
空気を読まなくていい
海外では日本ほど「空気を読む」ことがありません。 建前、お世辞、社交辞令も、一般的ではないと言えます。
人の発言は、そのままの意味です。
例えば、友人の家にあるものを褒めて「コレあげるよ!」と言われた場合、「えっ、欲しいって意味じゃなかったんだけどけどいいのかな」なんて悩む必要はありません。 その人は、本当にあげたいからあげる、と言ったのです。
変に遠慮したりすると余計に変に思われることもあります。 思ったことはそのまま口に出し、思ってないことは言わない。とてもシンプルで、楽ですよね!
生活費が安い国を選べる
国や地域による部分はありますが、それでも日本は比較的リビングコストの高い国といえます。
アジア諸国はもちろん、ヨーロッパ諸国においても食料自給率の高い国々は、食品関係は安価です。
また、日々の暮らしにおいても、日本で見られるような、アルバイト暮らしの学生がブランドのバッグを買う、という現象は稀です。
身の丈にあった暮らしをしている人が多いので、その環境にいれば自分も自然と無駄な出費も抑えることができるでしょう。
海外生活のデメリット
孤独である
家族、友達と離れるのはもちろん辛いことです。
海外生活を始めたばかりだと気持ちがハイになっていたり、様々な準備でそれどころではなかったりもしますが、海外での生活に慣れてきてから急にホームシックになることもあります。
そうしてふとした時に寂しさを感じても、物理的な距離はもちろん時差の関係もあり、日本の人たちとはなかなかすぐに連絡がつかないこともあります。
離れているからこそ、マメにコミュニケーションを取る
スカイプ、メールを多用し、短くてもたわいのない内容でも、連絡を取ることが大切です。
日本にいたときは、そう頻繁に会わないし連絡も大して取ってなかったけれど、海外に出てきてから逆に連絡がマメになったというケースもよくあります。
離れているからこそその大切さに気づくこともあります。年に数回しか会えないからこそ、その時を楽しみにすることができます。
食事が合わない
日本食は世界に誇れる日本の文化です。
日本食とひとくちにいっても寿司、会席や和菓子といった非日常の和食から、ラーメン、おでん、お好み焼きなどといった家庭の和食まで、日本ほど食の豊かな国は他にどれほどあるでしょうか。
海外でもその国なりの日本食を楽しむことはできますが、やはり日本でのレベルを期待することは難しいでしょう。
現地の食を楽しむ、和食は自作してみる
その国にはその国自慢の料理が必ずあります。観光客向けの店でなく、地元の人が行くお店を探してみましょう。
また和食を自分で作ることも考えてみませんか?
醤油や味噌、梅干し、海苔、昆布、鰹節、出汁など、日持ちのする日本ならではの食材を日本からまとめて買い込んでおけば、現地の食材でも意外と家庭の和食を楽しむことができます。
医療サービスに不安がある
健康な時は何も気にならなくても、日本で生活をしていても突然事故に巻き込まれたり、体調を崩してしまうことはあります。そんな時に気になるのが医療面についてです。
買い物や移動など、普段のコミュニケーションは現地の言葉で大丈夫だとしても、病院でもそれが通じるでしょうか。 例えば夜中に急に病院に行きたくなった場合、どうしましょう。
国や地域によっては救急者は有料、それもかなり高額の場合もありますし、タクシーも日本ほど気軽に走っていないこともあります。
事前の情報収集がカギ
上記のような、いざという時に備えてまずは情報を集めておきましょう。
地域によっては日本語が通じる病院、通訳がいる病院、非英語圏でも英語が通じる病院など、様々なオプションがあります。
医療サービスが必要になって困る前に、自分にあったサービスが受けられる医療施設を調べておきましょう。備えあれば憂いなしです。